耳をすませばの聖司が留学したのはどこ?声優は高橋一生!

スタジオジブリの作品の中でも人気が高い映画「耳をすませば」。

中学生の雫と聖司の恋模様が観る人をムズキュンさせる青春いっぱいの作品ですよね。

映画では、聖司がヴァイオリン職人になるべく卒業後は海外留学を目指しているので、その留学先が気になります。

また、聖司の声優を務めたのが、今をときめく俳優、高橋一生さんだと知って驚いた人も多いかもしれませんね。

当記事では、「耳をすませば」の聖司について、声優や留学先をまとめてみたいと思います。

映画「耳をすませば」

映画「耳をすませば」は1995年7月15日に公開されました。

糸井重里さんのキャッチコピー「好きなひとが、できました」というのは、印象に残っている人が多いのではないでしょうか。

監督は、アニメーター、キャラクターデザイナーでもある近藤喜文さん

近藤監督は、スタジオジブリで最も信頼されていたアニメーターのひとりで、「耳をすませば」は唯一の長編片監督作品となりました。

というのも、1998年に大動脈解離のため47歳の若さで亡くなられたのでした。

公開から15年以上経っているにもかかわらず、多くの人が楽しみにしている作品というのはすごいことですよね。

テレビ放送の視聴率は?

ほかのジブリ作品と同じように、「耳をすませば」もこれまでに何度もテレビで放送されています。

視聴率はどのくらいだったのかチェックしてみましょう。

  • 1996年10月…18.5%
  • 1998年10月…17.9%
  • 2000年11月…19.6%
  • 2002年7月…20.5%
  • 2004年3月…18.9%
  • 2006年3月…15.2%
  • 2008年2月…15.1%
  • 2010年7月…16.7%
  • 2013年7月…13.3%

と、このように毎回の放送で高視聴率をキープしています。

昔から知っている人は甘酸っぱい気持ちになれるし、初めて観る人も懐かしい気持ちになれる作品ですよね。

あらすじ

ネタバレありのあらすじです。

知りたくない方はスルーしてくださいね!!

主人公の月島雫は、ファンタジー小説が大好きな中学三年生。

図書館に訪れて借りることが多いが、ある日図書カードに書かれた「天沢聖司」という名を見つける。

読む本読む本に「天沢聖司」の名があることに気付くと、いつでも自分より先に読んでいる彼はいったいどんな人なのだろうと気になってくる雫。

親友の夕子に「カントリーロード」の和訳を依頼されていた雫だったが、図書館で借りた本に訳詞の紙をはさんだままベンチに置き忘れてしまう。

忘れたことに気付き、一人でベンチへ戻ると見知らぬ少年がすわり、雫の本を読んでいた。

彼は雫に本を返したものの、「お前さー、コンクリート・ロードはやめた方がいいと思うよ」と馬鹿にされ、嫌な気持ちに。

夏休みのある日、雫は父に弁当を届けるため図書館へと向かっていた。

電車の中で不思議な猫を発見したので気になって追いかけたところ、小さな古道具屋「地球屋」へと入っていくのだった。

店内のいろいろなアンティークの品物と猫のバロンを店主の西司朗に紹介してもらい、すっかり地球屋が気に入った雫。

図書館へ向かう雫は弁当を忘れてきてしまい、届けにやってきたのが例の「コンクリート・ロード」を馬鹿にした少年だった。

アンティークショップ地球屋の店主の孫で、彼こそが図書カードに記された天沢聖司その人だった。

聖司はヴァイオリン職人になるべく、店の地下でヴァイオリンを作っていた。

また、中学を卒業したらイタリアに修行に行きたいと雫に夢を語る。

聖司のヴァイオリン演奏で「カントリー・ロード」を歌う雫。

徐々に聖司に対して好感を持ち始めていた。

ある日、聖司は雫を屋上に呼び出し、イタリアで修業することが決まったことを伝える。

それを聞いた雫は、順調に夢に向かって進んでいる聖司に対し、自分の進路が決まっていないことに焦りを覚える。

そこで雫は、猫のバロンが登場する物語を書こうと決心し、西司朗にバロンの使用許可を得る。

執筆に没頭した雫は成績を落としてしまったものの、父の援護もあり最後まで仕上げることができた。

完成した物語を雫は西司朗に読んでもらい、評価してもらう。

帰宅した雫は、親に受験生に戻ることを宣言しそのまま寝てしまう。

翌朝、目を覚ました雫が何気なく外を見ると、イタリアに行っているはずの聖司の姿が。

彼は帰国を一日早めて雫に会えたらと思ってやってきたのだった。

聖司は自転車で街を一望できる高台へ連れて行き、「一人前のヴァイオリン職人になったら結婚してほしい」と雫にプロポーズ。

これに雫は小さくうなずき了承し、聖司を喜ばせたのだった。

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聖司の留学先は?

中学生で明確な夢があり、順調に進んでいるというのは珍しいことですよね。

この映画を観て焦燥感に駆られた人も少なくなかったことと思います。

聖司は祖父の西司朗がイタリアにツテがあったため、とんとん拍子に進みましたが(もちろんガッツと才能もあった)、なかなかそうはいかないものですよね。

ところで、聖司が留学したのはイタリアのどこなんでしょうか?

調べてみると、イタリアのクレモナという街が弦楽器製造の土地として有名なようです。

ヴァイオリン工房がたくさんあり、有名な職人が住んでいた街だそうです。

聖司はこのクレモナに留学したのかもしれませんね。

ここならヴァイオリン職人としてやっていく環境が整っているので、立派な職人になれることでしょう。

聖司の声優は高橋一生!

今をときめくアラフォー俳優、高橋一生さん

なんと天沢聖司の声は彼が担当していたのです。

ドラマ「カルテット」ではヴィオラ奏者として出演していますが、15年以上前にはヴァイオリニスト(職人)を演じていたのですね。

※関連記事

ドラマカルテットに原作は?あらすじ・キャスト・主題歌まとめ

高橋一生さんは子役から俳優として活躍していたので長いキャリアがありますが、最近話題の作品に度々出演しているのでブレイク中と言ってもいいくらいですよね。

声優としては「おもひでぽろぽろ」とこの「耳をすませば」くらいだそうですが、素敵な声なので、もっとたくさん声の出演を希望したいですね。

最後に…

ジブリのムズキュン映画「耳をすませば」。

定期的にテレビ放送があるので、まだ観ていない人は是非チェックしてみてほしいと思います。

また、声優としての高橋一生さんも楽しんでいただける作品となっているので、高橋一生ファンにもおすすめしておきますね!

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